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一定期間更新がないため広告を表示しています 2012.05.27 Sunday
- - No title
Mademoiselle (2011) Satoshi Fujita 二次元の車と、三次元の消火栓のランプ 靴音がコツリコツリとあるランプ 前世は猫であったランプ 前世がランプであったランプ 炎がゆらめくと、麦畑を思い出します ・ 家に帰ると、家にあかりがついていて、 しかも、湯どうふができあがっているという しかし、だれもいないという 置き手紙もないし、なにも盗られていない 湯どうふのために、たれがきちんと冷蔵庫の中に入っているという 食器は、こっちで用意して、 食べると毒入りなのかもしれないのに、食べてみる すると、じぶんが鱈になっているんですな ・ どーう、と風の壁がきて 風の壁のむこうがわにいるのだが、 ずっと立っていたから「むこうがわ」というのは 風に対してだけであって、 あいかわらず景色は自分に対して その位置をおぼえている ・ 大きな皿にからあげが沢山もられていて その底にしゃきしゃきした水菜がしきつめてある からあげは、もも肉のからあげである そのからあげはずいぶんからりとしている 衣は焦げていない ご飯がないのをくやしがっていると 空からするするとしゃもじが降りてくる にもかかわらず ご飯はいつまでたってもあらわれない ・ 弁当箱が二段あって、 一段目にはおかずがぎっしりつまっている ひじきと枝豆の煮ものも入っている 二段目をあけてみると 燐寸棒くらいの海苔巻きが 整然とならんでいる ならんでいる程度の数で かぞえると九つだったんだけれども
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2012.05.27 Sunday 22:35
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ふふふ、余りのコメントの無さについに(はやくも)おでましですな!
サンキュー。 ふじたさん 2011/01/19 8:59 PM 2・3段落が良いね。
ゐ 2011/01/08 1:13 AM
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